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v2.9.0(2026-08-25)
帳票フォントの刷新(IPAmj明朝対応)・領収書2連の新設・自動採番の設定画面化・SLDS V2 対応テーマ・総施行高集計の見直しほか ★ 大型アップデート
戸籍どおりの字形で氏名を印字できる IPAmj明朝を帳票フォントに追加し、収録されていない文字も自動で補うようにしました。領収書は 2 連を新設して 3 連も刷新、見積書・請求書のヘッダー書式も統一しています。あわせて自動採番の「次の番号」と書式を設定画面から変更できるようにしました。
帳票・PDF
帳票フォントの刷新(IPAmj明朝対応)
氏名の字形を重視する帳票のために、フォントを選べるようにしました。[設定]→[帳票フォント]で組織共通の設定として変更できます。

- Noto Serif CJK JP(既定・従来の帳票と同じ見た目)— ハングル・簡体字・繁体字を含む多言語に対応します。外国籍の方の氏名を印字することがある場合はこちらが向いています。
- IPAmj明朝(戸籍文字に最適)— 国が定める戸籍統一文字・住民基本台帳ネットワーク統一文字に準拠しています。会葬礼状・位牌・式次第など、戸籍どおりの字形で氏名を印字したい場合はこちらをお選びください。
- どちらのフォントも、通常は軽量版で印刷し、収録されていない文字が含まれる場合だけ全文字版を自動で読み込みます(初回のみ時間がかかります)。全文字版にも無い文字は、字形の近い文字または「〓」に置き換えたうえで、置換した内容を画面に通知します。
- これまでは「使用する文字だけを抜き出す」方式だったため、想定していなかった文字(例:「葬場祭」の「祭」)が抜け落ちて字が出ないことがありました。この方式をやめたことで、文字が出ない事象そのものが起きにくくなっています。
IPAmj明朝はハングル・簡体字を収録していないため、それらは「〓」に置き換わります。また明朝体に字形が変わるため、文字幅の違いで改ページ位置が変わる場合があります。
領収書 2 連を新設

A4 を上下 2 分割した「2 連の領収書」を追加しました。宛名を左上、金額を中央に大きく、税率ごとの内訳を左下、収入印紙欄を右下に配置したレイアウトです。切り取り線に対して上下対称に配置しています。
3 連領収書のレイアウトを刷新

- 宛名の位置を上げ、金額枠と左端を揃えました。
- 金額の下の消費税表示を、税率ごとの区分記載(税率/税抜金額/消費税額)に変更しました。
- 「(正本)」の表記をなくし、「(控)」はタイトルの右に配置しました。
- 収入印紙欄を金額の右へ移動しました。
- 軽減税率マーク(※)と凡例を削除しました。区分記載により不要になったためです。
- 印紙税の判定基準を他の領収書と揃えました。
請求/控/領収 3連の領収面から住所を外しました

「請求書 / 請求控 / 領収書」の 3 連で、領収面に請求先の住所が印字されていたのをやめ、宛名だけを表示するようにしました。単独の領収書(2 連・3 連)と同じ様式です。請求面・控面の住所は従来どおり表示します(窓付き封筒に対応した位置のままです)。
領収書の(控)の文字を大きくしました

領収書(2 連・3 連)のタイトル横に出る「(控)」を、タイトルとの釣り合いを取って大きくしました。3 連は 8pt → 11pt、2 連は 9pt → 12pt です。
領収書の宛名・但し書き・発行日を出力前に確認できるように

領収書(2 連・3 連)を出力する前に、宛名・但し書き・発行日を画面で確認・変更できるようにしました。受領日の初期値は、紐づいている入金伝票の最新の入金日になります(入金が無い場合は本日)。これまでは請求日が既定でした。
見積書・請求書のヘッダー書式を統一

- 見積書の宛先を「住所 → 宛名」の順に変更し、請求書とヘッダーの書式を揃えました。
- 発行元の住所が 1 行に連結されて紙面からはみ出す不具合を修正しました。2 連・3 連請求書、3 連領収書、発注書が対象です。発行元を切り替えた場合も改行されます。
- 発行元情報を黒字にし、行間を 12pt に統一、ロゴを拡大して余白を詰めました。
見積書・請求書の明細に「規格」を表示

見積書・請求書 PDF の明細に、商品マスタの「規格」を表示するようにしました。品名の下に改行して表示します。
PDF の白紙ページ挿入を修正
見積書・請求書 PDF(サマリー付き)で、明細の途中に白紙のページが挿入されることがある不具合を修正しました。集計区分のまとまりを次のページへ送るかどうかの判定に誤りがありました。ページ数や明細の並びが変わる修正ではなく、白紙ページが出なくなるものです。
見積・請求
見積書の有効期限

見積伝票に「見積有効期限」の項目を追加しました。これまでは見積書 PDF に印字するときに「見積日+30 日」で自動計算していましたが、伝票ごとに日付を確認・変更できるようになります。
- 見積を新規作成すると、見積日に本日の日付が自動で入ります。
- 保存すると「見積日 + 既定日数」が有効期限に自動で入ります。手入力した日付はそのまま保持され、保存しても書き換わりません。
- 既定日数は[設定]→[見積]タブの「見積有効期限の既定」で変更できます(初期値は 30 日)。
- これまでに作成済みの伝票は有効期限が空欄ですが、見積書 PDF には従来どおり「見積日+既定日数」で計算した日付を印字します。
伝票エディタの表示列を選べるように

伝票明細に表示する列を設定できるようにしました。「規格」などの追加列を表示できるほか、用途のない「No」列を非表示にできます。No 列を非表示にしても、内部の No 順による明細の取得・並び順・保存処理は維持されます。
供物一覧の初期表示
施行情報の供物一覧で、最初に表示する伝票の種類を「請求」から「見積」に変更しました。管理者が画面設定で明示的に指定している場合は、その設定が優先されます。
請求伝票の作成に関する修正
見積から請求伝票を作成するときの引き継ぎ漏れを修正しました。
- 納品日・納品時間・納品場所・札順・業者・発注日などが引き継がれるようにしました。
- 施行情報から作成する場合に、明細の「内税/外税」が引き継がれず消費税額がずれることがある問題を修正しました。
- 施行情報から作成する場合に、商品マスタを使わずに手入力した明細行が引き継がれない問題を修正しました。
集計・税
総施行高集計の見直し

総施行高集計の対象を「伝票区分」で判定するように変更しました。これまでは明細の商品集計区分で葬儀代・供花供物代を振り分けていましたが、総施行高(伝票の合計)と内訳で集計元が異なるため金額が一致しないことがありました。
- 葬儀代(税抜)は伝票区分「葬儀」、供花供物代(税抜)は伝票区分「供物」の請求伝票の合計になります。
- 伝票区分が未設定の請求伝票は「葬儀」として集計します。 区分を使っていない組織でも売上が漏れずに集計されます。供花供物代に振り分けたい伝票には伝票区分「供物」を設定してください。
- 見積から請求伝票を作成するときに、見積の伝票区分を引き継ぐようにしました。
- 金額は税抜(適格請求書の税率別内訳と同じ基準)で集計します。 内税の商品を含む伝票では、伝票に表示される「小計」ではなく、そこから消費税を除いた金額が集計対象になります(税抜への換算は伝票の端数処理設定に従い、税率ごとに1回だけ行います)。外税のみの伝票では小計と同じ金額です。
- 「葬儀代のうち供物商品(税抜)」と「葬儀代のうち供物商品以外(税抜)」を施行情報に追加しました。葬儀伝票に含まれる供物商品(商品マスタの「供物一覧に表示」が ON)の売上を分けて把握できます。
- 総施行高に供物伝票を含めるかは[設定]→[請求]タブの「総施行高の集計範囲」で選べます(初期値は葬儀・供物すべて)。
税率マスタに標準 8% を追加
税率マスタに、2014 年 4 月 1 日〜2019 年 9 月 30 日の標準税率 8%(課税売上 8% / 課対仕入 8%)を追加しました。これまでは 5%(〜2014 年 3 月 31 日)の次が 10%・軽減 8%(2019 年 10 月 1 日〜)で、その間の期間が抜けていました。
- アップグレード時に自動で追加されます。既にある税率は変更しません。
- 現在は使わない旧税率のため、無効(IsActive=false)の状態で登録されます。過去の日付から当時の税率を参照する用途にお使いください。
- あわせて、旧バージョンからのデータ移行で「課税売上 8%」が軽減税率の「課税売上 8%(軽)」に変換されてしまう不具合を修正しました。「(軽)」が付いているものだけが軽減税率として扱われます。
マスタ・設定
自動採番の「次の番号」と書式を設定画面から変更できるように

これまでカスタムメタデータ型や採番カウンターのレコードを直接編集する必要があった設定を、[ブリッジ葬儀 設定]タブから操作できるようにしました。
- 次の番号を変更できます。既存レコードの最大番号に合わせるボタンもあります。
- 書式(接頭辞/日付タイプ/区切り文字/桁数/リセット周期/開始番号/有効)を画面から変更でき、系列の新規追加にも対応します。
- 次の番号が既存データより遅れている場合は、画面を開いた時点で警告します。
- 自動採番が既存レコードと重複する場合は、空き番号まで自動で繰り上げます。
- 採番対象に事前相談と合計請求を追加しました。
- 設定メニューはカスタム権限「BridgeSettingsAdmin」を持つユーザーのみ操作できます。
新しいテーマ「ブリッジ葬儀SLDS V2」

Salesforce の新しいデザイン(SLDS 2)に対応したテーマを追加しました。[設定]→[テーマとブランド]で「ブリッジ葬儀SLDS V2」を選択すると切り替わります。
- ブリッジ葬儀の新しいロゴを使用します。
- ダークモードに対応しています(ベータ)。 ダークモード時はロゴも白版に切り替わります。
- ダークモードは組織全体の設定です。各画面パーツの細かな配色調整は今後のバージョンで進めます。
- 従来のテーマ「ブリッジテーマ」もそのまま残ります。切り替えない限り表示は変わりません。
マスタの名称とアイコンを整理
マスタ系オブジェクトの名称を「○○マスタ」に統一し、タブのアイコンを内容に合わせて見直しました。
- 式場 → 式場マスタ、車両 → 車両マスタ、倉庫 → 倉庫マスタ、発行元情報 → 発行元マスタ に変更しました(商品マスタ・税率マスタ・社員マスタは従来どおりです)。
- 「テキストマスタ」は用途に合わせて「備考テンプレート」に変更しました。伝票の備考へ挿入する定型文を登録するタブです。
- 「価格グループ」は「価格タイプパターン」に変更しました。エリアなどの単位で価格タイプごとの価格を切り替える仕組みであることが名称から分かるようにしています。
- データや設定は変更されません。名称と表示のみの変更です。
仕入先の価格をパターンごとに設定

商品の仕入先価格を、価格タイプパターンごとに変えられるようにしました。
- 商品マスタでパターンを選ぶと、仕入先ごとに「このパターンで使うか」と「価格」を設定できます。
- 価格を空欄にすると、マスタ(共通)の仕入先価格をそのまま使います。変えたい仕入先だけ入力してください。
- チェックを外した仕入先は、そのパターンでは使われません。発注書の仕入先候補からも除外されます。
- 仕入先そのものの追加・削除は、これまでどおり「マスタ」表示で行います。
価格タイプパターンのレコードページを整備
価格タイプパターンの詳細画面に専用のレコードページとハイライトパネルを用意し、他のマスタと表示を揃えました。
商品価格の編集画面にキャンセルボタンを追加
商品マスタの商品価格編集に「キャンセル」ボタンを追加しました。編集内容を破棄して、保存されている値に戻せます。
取引先責任者の関連先に「続柄/役職」を追加
取引先責任者の関連先(AccountContactRelation)に「続柄/役職」項目を追加しました。世帯主から見た続柄(本人・妻・長男など)や、会社の場合は役職を記録できます。
日程
日程の操作性を改善

- 日程 LWC の右上ボタンが常に「▼」へ畳まれてしまう不具合を修正し、幅に応じて表示されるようにしました。
- 保存後に日程印刷が失敗する不具合を修正しました。
- 日程を保存したときに、レコードページ全体の再取得を促すようにしました。
在庫管理(ベータ・既定はオフ)

倉庫・入出庫・在庫数による在庫管理を追加しました。既定では無効で、ご利用にはお申し出が必要です。
- 倉庫マスタで倉庫を登録し、入出庫(仕入入庫・返品入庫・移動入庫・調整入庫・出庫(使用)・返品出庫・廃棄・移動出庫・調整出庫)を登録すると、在庫数(倉庫 × 商品)と商品マスタの総在庫数量が自動で更新されます。
- 商品マスタの「在庫管理する」が ON の商品だけが対象です。
- 棚卸調整と廃棄には理由の入力が必須です。
- 入出庫は登録した内容がそのまま在庫数に反映されます。取り消しや修正の仕組みは持たないため、間違いは調整入庫/調整出庫で打ち消す運用になります。倉庫間の移動も、移動出庫と移動入庫をそれぞれ登録します。
- [設定]→[在庫]に「在庫残高の照合と修復」を用意しました。在庫数を入出庫台帳と照合し、差異があるものだけを修復します。実行中も入出庫の登録は可能です。
ベータ版のため、今後のバージョンで仕様・画面が変わる場合があります。
不具合修正
- 保存した内容が画面に反映されない問題を修正しました。保存した直後に画面の表示条件を切り替えると、保存前の内容が表示されることがある問題です。商品価格編集・価格一括編集・配置ボードが対象で、ページを再読み込みしなくても最新の内容が表示されます。
旧項目の整理
旧バージョン(v1)で使用していた項目を、ページレイアウト・リストビュー・検索結果の表示対象から外しました。
- 対象は商品マスタの「[v1] 税抜販売単価」「[v1] 税抜仕入単価」「[v1] 税抜上代単価」「[v1] 売上税区分」「[v1] 仕入税区分」、伝票明細の「[v1] 金額」「[v1] 税区分」、伝票の「[v1] 消費税端数調整額」「[v1] 税込合計金額(非課税/不課税除く)」です。
- 項目とデータは削除されません。表示から外れるだけです。
- これらの項目を SVF Cloud や PlainReport などの外部帳票ツールで参照している場合は、アップグレード後に参照できなくなります。組織側でカスタム権限セットを作成し、必要な項目を割り当ててご利用ください。システム管理者は引き続き参照できます。
アップグレード時のチェックポイント
確認項目 | 内容 |
|---|---|
外部帳票ツールの参照項目 |
|
帳票フォントの選択 | 戸籍どおりの字形を重視する場合は[設定]→[帳票フォント]で IPAmj明朝に変更してください。字形が変わるため、改ページ位置が変わる場合があります。 |
領収書の受領日 | 既定が請求日から「最新の入金日」に変わります。運用に合うかご確認ください。 |
採番設定の権限 | 設定メニューの操作にはカスタム権限「BridgeSettingsAdmin」が必要です。担当者へ割り当ててください。 |
Sandbox での検証 | 既存カスタマイズへの影響をご確認ください。 |
関連リンク
- アプリ内表示: バージョン情報タブの読み方
- 管理者向け: リリースとバージョンアップ
- 管理者向け: 自動連番採番の設定
📅 最終更新日: 2026-08-19