業務フロー編 (葬儀社の 1 日を順に追う)

業務フロー|葬儀後のフォローと法要

葬儀が終わり、入金が完了した後も、当家とのお付き合いは続きます。忌明け・初盆・1 周忌・3 回忌 などの法要、そして次の葬儀依頼までを見据えた長期フォローが葬儀社の使命です。ブリッジ葬儀での長期フォロー業務を整理します。

葬儀完了後のチェックリスト

葬儀終了直後に行うこと:

  • 入金完了の確認
  • 領収書の送付
  • お客様への活動記録 (打ち合わせ完了 / お礼の連絡)
  • 各種仕入先・取引先への発注精算
  • 当家へのお礼状送付 (任意)
  • 次の法要の予定 (忌明け など) を ToDo に登録

法要を作成する

葬儀から数十日〜数年後に行う法要は、葬儀の施行情報を 親として ぶら下げます。

手順

  1. 葬儀の 施行情報 の詳細画面を開く
  2. 上部または「アクション」内の 「法要を作成」ボタン をクリック (Flow: CreateHouyou)
  3. 法要種別を選択:
    • 忌明け (49 日)
    • 初七日
    • 四十九日
    • 1 周忌
    • 3 回忌
    • 7 回忌
    • 13 回忌
    • etc.
  4. 「実行」 → 新しい施行情報 (レコードタイプ: 法要) が自動作成

自動でセットされる項目

項目

内容

Name

元葬儀 Name + 種別 3 桁 (例: 2026-001-001 で「1 周忌」)

当家 (家族 / 会社)

元葬儀から引き継ぎ

故人 (お客様)

元葬儀から引き継ぎ

請求先名 (= 施主に相当)

元葬儀の喪主が OwnerName__c にセット

発行元 (支店)

元葬儀から引き継ぎ

レコードタイプ

法要

法要日程・式場の登録

法要レコードができたら、葬儀日程エディタ で日程を組みます。法要用の 「法要」テンプレ が初期マスタに含まれているので、テンプレを呼び出して基準日を入れれば一気に展開できます。

法要見積・請求の流れ

葬儀と同じく、法要にも 見積→請求→入金→領収書 のサイクルがあります。

  1. 法要施行情報を作成 (上記)
  2. 関連リストから 見積伝票を新規作成 (レコードタイプ: 見積)
  3. 法要用の商品 (食事・引物・お布施代行 等) を商品検索で追加
  4. 見積→請求→入金→領収書を 既存ガイド と同じ手順で

過去施行のリピート分析

ブリッジ葬儀は、お客様 (Contact) に 「最終施行日」「最終式場」 を自動記録します (Flow: UpdateFinalMournerDate)。これにより:

  • 喪主のお客様レコードを開けば、最後にお手伝いした葬儀が分かる
  • レポートで「最終施行から N ヶ月以上経過の喪主リスト」を抽出 → 法要案内の対象に

リピート顧客の分析は、葬儀社の安定経営の鍵です。データを蓄積しておけば、後々レポートで価値を発揮します。

事前相談へのつなぎ

葬儀後のフォローの中で「次の備えとして事前相談したい」という声をいただくことがあります。その場合は:

  1. 事前相談タブから新規 で事前相談レコードを作成
  2. 当家 (Account) を紐づけ
  3. 内容を入力
  4. ToDo に次回フォローを登録

詳しくは 事前相談を記録する を参照。

法人取引先・お寺との関係維持

葬儀のたびにお取引する お寺・花屋・料理屋・返礼品店 などの取引先は、家族 / 会社レコードの 「会社」 として登録しています。これらの会社レコードに対して:

  • 定期的なご挨拶 → 活動記録
  • 取引明細の整理 → 関連の発注伝票で履歴確認
  • 価格改定の覚書 → 商品マスタの単価更新

法要シーズンの管理

仏教では年忌法要 (1 周忌 / 3 回忌 / 7 回忌 / 13 回忌 / 17 回忌 / 23 回忌 / 25 回忌 / 27 回忌 / 33 回忌 / 50 回忌) が定期的に巡ります。長期にわたって法要案内を出すには:

レポート / ダッシュボードでフォロー

  • 「来月が 1 周忌の施行情報」レポート — 葬儀日 = 11 ヶ月前のもの
  • 「来月が 3 回忌の施行情報」レポート — 葬儀日 = 2 年 11 ヶ月前のもの
  • ホーム画面の カードビュー に「来月の法要候補」を表示

レポート / ダッシュボードの作成は管理者作業です。法要案内のオペレーションが定型化していれば、自動レポート化を依頼してください。

こんなときは

葬儀後すぐに「お礼状」を送りたい

葬儀の施行情報の関連リスト「活動」から 「メール」または「ToDo」 で記録。郵送する場合は備考に「郵送日: ◯月 ◯日」と残す。

法要を作ったが日程が未定

法要施行情報は作成して保存できます。日程未定の状態で OK 。後日、日程エディタで日程を追加してください。

葬儀から法要までの間にお客様の住所が変わった

家族レコードの住所を更新 → 住所をご家族で同期する の手順で、配下のお客様 1 件 1 件、または家族全員に一括反映できます。法要伝票の宛名・住所を最新化することを忘れずに。

喪主が代替わりした (子から孫へ)

新しい喪主のお客様レコードを家族の関連リストから追加 → 法要施行情報の OwnerName__c (請求先名 = 施主) を新しい方に変更。

何年も連絡してないお客様への営業

レポートで「最終施行から 3 年経過の家族」を抽出し、ご挨拶状の対象にする運用が一般的。CRM の本領発揮ポイントです。

葬儀フロー全体のおさらい

このシリーズで紹介した業務フローを最後にまとめます。

シーン

ガイド

1. コールセンター受電 → 顧客特定

受電と顧客特定

2. 通話の活動記録

活動記録を残す

3. 会員加入受付

会員登録

4. 訃報受電 → 施行情報作成

施行受電と施行情報

5. 受注ヒアリング → 見積作成

見積伝票の作成

6. 供物受付 → 供物一覧 PDF

供物一覧の運用

7. 見積確定 → 請求伝票への変換

見積→請求の変換

8. 請求送付 → 入金 → 領収書

入金処理

9. 法要・長期フォロー

(このページ)

各シーンの 個別機能 (LWC や自動処理) は、それぞれのページに詳細リンクを記載しています。

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📅 最終更新日: 2026-06-16