基本操作

施行情報 (葬儀・法要) を登録する

施行情報 は、葬儀運営の中心となるデータです。1 件の葬儀 (または法要) について 1 件の施行情報を作り、ここから見積・請求書・PDF 帳票が連携していきます。

施行情報の詳細画面

施行情報の詳細画面。基本情報・問い合わせ・プラン/宗派・金額などをまとめて管理します(画面はデモ環境の例)。

登録の流れ (全体像)

  1. 「施行情報」タブから 新規作成
  2. 葬儀 or 法要 のレコードタイプを選択
  3. 当家・故人・喪主・式場・日程を入力
  4. 保存 → 自動的に 発行元 (支店) がセットされ、おくやみ情報 も裏で生成されます

手順 1: 施行情報を新規作成する

  1. アプリ上部の 「施行情報」タブ をクリック
  2. 右上の 「新規」 ボタンをクリック
  3. レコードタイプの選択画面で、「葬儀」 または 「法要」 を選んで「次へ」

葬儀と法要のちがい

  • 葬儀 … 通夜・葬儀・火葬を行うとき
  • 法要 … 忌明け・1 周忌・3 回忌などの法要のとき 法要は、葬儀の施行情報を開いて 「法要を作成」ボタン から作るのが便利 (下記参照) 。

手順 2: 入力する項目

「葬儀」レコードタイプの場合、以下を入力します。

当家・関係者

項目

説明

当家 (家族 / 会社)

検索アイコンから該当の家族を選択

故人 (お客様)

故人にあたるお客様を選択

喪主 (お客様)

喪主にあたるお客様を選択

請求先名 (OwnerName__c)

請求先 (慣習的に「施主」) のお客様を選択 (任意。喪主と同じなら SeshuMoshuCheck__c ON で空欄可)

故人や喪主が未登録の場合は、検索ボックスの右下「新規お客様」リンクからその場で作成できます。

日時・式場

項目

説明

通夜日時 / 式場

通夜の開始時刻・式場

葬儀日時 / 式場

葬儀 (告別式) の開始時刻・式場

火葬日時 / 式場

火葬の開始時刻・火葬場

通夜・葬儀・火葬は 代表日時 として施行情報本体に持ちます。実際の細かい時間割は別途「葬儀日程エディタ」で並べます (次のガイド参照)。

宗派・担当者

項目

説明

宗派

仏式 / 神式 / キリスト式 / 無宗教 など

寺社名 / 司式者

戒名や式進行を依頼する寺院・神社・牧師

担当者 (社員)

葬儀を担当する自社の社員

発行元 (支店) — 自動セット

施行情報を保存すると、「発行元」 項目が自動でセットされます。

  • ログインユーザーに「既定の発行元」が設定されていれば、その支店
  • 設定がなければ、並び順が最も小さい (最も上にある) 発行元

このため、自社が複数支店ある場合でも、担当する支店から請求書を出すよう自動で振り分けられます。 (詳しくは管理者ガイド「発行元を設定する」を参照)

手順 3: 保存 — 何が自動で動くか

保存ボタンを押した瞬間に、以下が自動で行われます。

自動処理

内容

発行元の自動セット

上述の通り、ユーザーの既定支店をセット

おくやみ情報の自動生成

自社シェア把握用の「おくやみ情報」を自動で 1 件作成

会員契約の失効処理

故人が会員契約を持っていた場合、それを「失効」状態に変更

喪主の最終施行日 更新

喪主にあたるお客様の「最終施行日」「最終式場」を記録 (顧客リピート分析用)

担当者は 「保存」を押すだけ で済むようになっています。

法要を作成する (葬儀の後で)

葬儀の終了後、忌明け・1 周忌・3 回忌などの法要を作るときの手順です。

  1. 葬儀の施行情報の画面を開く
  2. 右上または「アクション」内 「法要を作成」ボタン をクリック
  3. 法要種別を選択 (忌明け / 初七日 / 四十九日 / 1 周忌 / 3 回忌 ...)
  4. 「実行」 → 葬儀の施行情報を親とした 法要レコード が自動で作られる

Name は元葬儀の Name に種別 (3 桁) を付与: 例 2025-001-001 (元葬儀 2025-001 の 1 周忌)。故人・家族情報は自動的に引き継がれます。

葬儀日程を編集する (次のステップ)

施行情報を保存したら、次は 「葬儀日程エディタ」 で式の細かい日時を編集します。詳しくは別ガイド「葬儀日程を編集する」を参照してください。施行情報詳細画面の中央付近にエディタが配置されています。

こんなときは

火葬場と葬儀場で日時が異なる

それぞれ別の項目に入力します。葬儀日時 / 式場 と 火葬日時 / 式場 はそれぞれ独立しています。

施行情報の番号 (Name) を変更したい

施行情報の Name は自動採番です (例: 2025-0001)。原則変更しません。

一度作った施行を取り消したい

詳細画面右上の 「削除」 から削除可能です。ただし関連する伝票・PDF が既にある場合は、それらを先に消す必要があります。

総施行高を集計する

施行情報の [総施行高集計]ボタン を押すと、その施行に紐づく請求伝票を集計して、施行情報の金額項目を更新します。伝票を保存したタイミングでは自動再計算されないため、集計したいときに手動で実行します。

集計される項目

項目

内容

総施行高(税抜)

集計範囲の設定に従った合計

葬儀代(税抜)

伝票区分「葬儀」の請求伝票の合計

供花供物代(税抜)

伝票区分「供物」の請求伝票の合計

葬儀代のうち供物商品(税抜)

葬儀伝票に含まれる供物商品(商品マスタの「供物一覧に表示」が ON)の売上

葬儀代のうち供物商品以外(税抜)

葬儀代から上記を引いた額

v2.9.0 での変更

集計の軸が「伝票区分」に変わりました。 v2.8.x までは明細の商品集計区分で葬儀代・供花供物代を振り分けていたため、総額(伝票の合計)と内訳で集計元が異なり、金額が一致しないことがありました。

  • 伝票区分が未設定の請求伝票は「葬儀」として集計します。 区分を使っていない組織でも売上が漏れません。供花供物代に振り分けたい伝票には伝票区分「供物」を設定してください
  • 見積から請求伝票を作成するときに、見積の伝票区分を引き継ぐようになりました
  • 総施行高に供物伝票を含めるかは [設定]→[請求]タブの 「総施行高の集計範囲」 で選べます(初期値は葬儀・供物すべて)
  • 金額は税抜(適格請求書の税率別内訳と同じ基準)で集計します。 内税の商品を含む伝票では、伝票に表示される「小計」ではなく、そこから消費税を除いた金額が集計対象になります。外税のみの伝票では小計と同じ金額です

税抜への換算は伝票の端数処理設定に従い、税率ごとに 1 回だけ行います。そのため伝票全体の合計と、その一部の明細だけを集計した「葬儀代のうち供物商品」とでは 1 円単位のずれが生じることがあります(項目の i マークにも記載)。

「仮の場合」チェック

施行情報の 「総施行高が仮の場合」 にチェックが入っていると、集計を実行しても画面の総施行高は 仮総施行高 の値のまま表示されます。確定値を表示したいときはチェックを外してください。

次に進む

  • 葬儀日程を編集する — 通夜・葬儀・火葬の細かい日時の組み立て
  • 見積書を作る — この施行情報に紐づく見積を作成する
  • 訃報・供物一覧・日程表を印刷する — 施行情報から PDF を出力

📅 最終更新日: 2026-08-25

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