機能の深掘り
合計請求 (合算請求書) を作る
1 つの施行で請求伝票が複数に分かれたとき(葬儀本体と供物で伝票を分けた、喪主と親族で請求先を分けた、など)に、それらをまとめて 1 通の請求書・領収書として出すための機能が「合計請求」です。
関連: 合計請求は「請求先ごとに 1 通の伝票」というブリッジ葬儀の設計思想を理解しているとさらに使いやすくなります → 伝票の設計思想
合計請求とは
施行情報(山田家 葬儀)
├ 請求伝票 A 葬儀本体 ¥1,500,000 ─┐
├ 請求伝票 B 供物 ¥ 250,000 ─┼─→ 合計請求 ¥1,850,000
└ 請求伝票 C 料理 ¥ 100,000 ─┘ (合算請求書・領収書を出力)
- 同じ施行情報の請求伝票を、合計請求にまとめます。
- 合計請求には、まとめた伝票の合計金額と税率別の内訳(10%・軽減 8%・5%・3%・非課税・不課税、税抜合計、消費税合計、消費税調整額)が自動で集計されます。
- 合計請求の画面から、合算請求書と領収書(3 連・2 連)を PDF で出力できます(v2.10.1〜)。
- 合計請求は施行情報ごとに作ります。別の施行の伝票(月締めで複数の葬儀をまとめる、など)は 1 つの合計請求にまとめられません。
ステップ 1: 施行情報から合計請求を作る
- まとめたい請求伝票がある 施行情報 を開きます。
- 画面上部の 「合計請求作成」 ボタンをクリックします。
- その施行情報の請求伝票が一覧で表示されます。まとめたい伝票にチェックを付けて 「次へ」 を押します。すでに他の合計請求に入っている伝票は一覧に表示されません(同じ伝票が 2 つの合計請求に二重に計上されないようにするため)。
- 完了画面のリンクから、作成された合計請求を開けます。
作成時、先頭に選んだ伝票の「請求先名」「請求先住所」「請求日」が合計請求に引き継がれます。必要に応じて合計請求の画面で修正してください。
ステップ 2: 合計請求の画面で内容を確認する
項目 | 内容 |
|---|---|
合計請求名 | 自動で付く名前(番号) |
施行情報 | 作成元の施行情報 |
請求先名 / 請求先住所 / 請求日 | 合算請求書・領収書に印字されます |
得意先 / 担当者 | 任意 |
合計金額(10%対象)・消費税(10%対象) など | 税率ごとの税抜金額と消費税額(自動集計) |
合計金額(税抜)・消費税合計・消費税調整額 | 内訳の合計(自動集計) |
合計金額 | まとめた伝票の税込合計(自動集計) |
最終集計日 | 最後に集計した日 |
内訳を足すと、合計金額と一致します(合計金額 = 税抜合計 + 消費税合計 + 非課税 + 不課税 + 消費税調整額)。内税の伝票が含まれていても、伝票ごとに税抜に揃えてから合計します。
ステップ 3: 合算請求書・領収書を PDF で出力する(v2.10.1〜)
合計請求の画面右側の 「合計請求 PDF 印刷」 カードから出力します。
ボタン | 内容 |
|---|---|
合算請求書 | 1 枚目に合計計算書(伝票 No・伝票名・金額の一覧、合計金額、税率内訳、お支払い内訳)、2 枚目以降に各伝票の請求書を続けて出力します。各伝票の請求書は、伝票ごとの「サマリー付き/明細のみ」の設定に従います。 |
領収書 (3連) / 領収書 (2連) | 全伝票分を合算した金額と税率ごとの内訳で、1 通の領収書を出力します。様式は伝票の領収書と同じです。 |
- 1 枚目の金額は、2 枚目以降の各伝票の請求書を合算して計算するため、必ず一致します。
- 合算請求書は、出力の直前に伝票の金額から合計請求を集計し直します。伝票を直した後でも、最新の金額で出力されます。
- 領収書は、出力前に宛名・但し書き・発行日を確認・変更できます。初期値は、宛名が合計請求の請求先名、但し書きが伝票の「領収書但し書き」、発行日が各伝票の中で最も新しい入金日(入金が無い場合は本日)です。ここでの変更は領収書にだけ反映され、合計請求や伝票は書き換えません。
- 「PDFをファイルに保存」にチェックを入れると、出力した PDF を合計請求のファイルとして保存します。
ステップ 4: 伝票を追加・変更したとき(再集計)
まとめた伝票の金額を変更すると、合計請求の金額と内訳は自動で計算し直されます。
あとから請求伝票を追加したい、または合計請求から外したいときは、合計請求の画面の 「再集計」 ボタンを押します。同じ施行情報の請求伝票のうち、他の合計請求に使われていないものが一覧で表示されます。いま含まれている伝票にはチェックが付いています。
含めたい伝票にチェックを付け、外したい伝票のチェックを外して 「次へ」 を押すと、伝票を付け替えて金額を集計し直します。
- 請求伝票の「合計請求」欄を直接書き換えて別の合計請求へ移した場合や、空欄にして外した場合も、元の合計請求の金額が自動で計算し直されます。
- 施行情報が設定されていない合計請求では、伝票を選び直せません。
合計請求への入金
入金は、これまでどおり各請求伝票に登録します(合計請求そのものに入金を登録する機能はありません)。合算請求書の「お支払い内訳」には、各伝票の入金・前受金が合算して表示されます。
こんなときは
合計請求作成ボタンが見当たらない
施行情報のページに「合計請求作成」ボタンが配置されているか、管理者に確認してください。
作成画面に伝票が出てこない
一覧に出るのは、その施行情報に紐づく「請求」の伝票だけです。見積伝票は対象外です。見積から請求伝票を作成してから実行してください。
合計請求を削除したい
合計請求の 「削除」 ボタンで削除できます(管理者のみ)。伝票自体は削除されず、合計請求との紐付けが外れるだけです。
金額が合わない
「再集計」ボタンで、含める伝票を確認してから集計し直してください。キャンセルした伝票が含まれている場合は、チェックを外して外します。
合計請求と通常の請求伝票の使い分け
ケース | 推奨 |
|---|---|
1 件の葬儀で請求伝票が 1 通 | 請求伝票の請求書をそのまま発行 |
1 件の葬儀で複数の見積を 1 通の請求伝票にしたい | 施行情報の「請求伝票を作成(施行情報から)」で 1 通にまとめる |
1 件の葬儀で請求伝票が複数あり、まとめて 1 通の請求書・領収書を出したい | 合計請求 |
別々の葬儀・法要をまとめて請求したい | 合計請求は使えません。伝票ごとに請求書を発行してください |
次に進む
- 見積から請求書・領収書を作る — 個別の請求伝票の作成
- 入金処理と領収書発行 — 各請求伝票への入金
- 伝票のステータスとロック — 確定状態の管理
📅 最終更新日: 2026-10-19