機能の深掘り
おくやみ情報とは|自社シェアを把握する仕組み
ブリッジ葬儀には、施行情報を作ると裏で自動生成される おくやみ情報 (Deceased__c) というデータがあります。これは「自社が手がけた葬儀の件数を、地域・日付ベースで集計する 」ためのデータです。普段は目に触れる機会が少ない裏方ですが、経営判断や営業戦略には欠かせません。
おくやみ情報の役割
おくやみ情報には、以下の情報が記録されます。
項目 | 内容 |
|---|---|
故人氏名 | 葬儀の故人 |
死亡日 | 死亡日 |
葬儀日時 / 式場 | 葬儀の代表日時・式場 |
当家 (家族) | 紐づく当家 |
自社施行フラグ | この葬儀が自社施行か (Yes) |
発行元 (支店) | どの支店の施行か |
これにより、「いつ・どこで・誰の・どの支店の」葬儀が行われたかが集計可能になります。
自動生成のタイミング
施行情報 (Ceremony) を保存すると、Flow CreateDeceased が動き、対応するおくやみ情報が 自動で作成または更新 されます。
- 既存のおくやみ情報があれば 更新
- 無ければ 新規作成
- 故人 / 喪主 / 死亡日 / 葬儀日時 / 式場 が自動コピー
担当者は意識する必要なし。施行情報を入れれば自動的におくやみ情報が整います。
経営・営業視点での活用
自社シェアの把握
地域別・期間別の自社施行件数を集計できます。
- 月別の施行件数推移
- 支店別の施行件数
- 式場別の利用件数
- 担当者別の施行件数
レポートで簡単に集計可能 (管理者にレポート作成を依頼)。
他社施行 (競合葬儀社) の入力
「自社以外の葬儀社が手がけた葬儀」も、業界情報として おくやみ情報を手動で登録 できる構造になっています。
- 新聞のお悔やみ欄から抽出
- 火葬場の発表データから入力
- 地域情報誌
これを蓄積すれば、地域全体での葬儀件数を把握し、自社シェア = 自社施行 / 全体施行 を計算できます。
営業戦略への活用
「自社が獲得できなかった葬儀」のおくやみ情報を入力し、後で確認することで:
- 競合の強い地域を把握
- 価格帯・規模別の傾向分析
- 営業活動の優先地域決定
表示する場所
ブリッジ葬儀のアプリ上部に 「おくやみ情報」タブ があります。
- 一覧ビューで月単位・地域単位で確認可能
- カスタムビューで自社施行のみ / 他社施行のみ に分けて閲覧
こんなときは
自動生成されない
- Flow
CreateDeceasedが無効化されている可能性 → 管理者へ - 施行情報の必須項目 (故人 / 死亡日) が未設定
他社施行を入力したい
- 「おくやみ情報」タブ → 「新規」
- 故人氏名・死亡日・葬儀日時・式場を入力
- 「自社施行フラグ」をオフ (= 他社施行)
- 保存
自動生成されたデータを編集したい
おくやみ情報レコードを開いて直接編集できます。ただし、施行情報側を更新すれば再度自動で更新されることがあります (二重編集に注意)。
重複が発生した
同じ故人・同じ日付でレコードが 2 件以上できる場合、片方を削除して整理。重複防止ルールを設定したい場合は管理者へ。
削除したい
「削除」ボタンで削除可能。ただし、関連レポートに影響するため、業務的な意義を確認してから。
レポート例
レポート名 | 集計軸 |
|---|---|
月別自社施行件数 | 葬儀日 月別 + 自社施行フラグ Yes |
支店別月次件数 | 発行元 × 月別 |
地域別年間件数 | 式場の地域 × 年度 |
自社 vs 他社の比率 | 自社施行フラグ Yes/No 比率 |
業務オペレーション例
月次ルーチン
- 月末: 当月の自社施行件数を確認 (おくやみ情報レポート)
- 翌月初: 競合施行情報を新聞・お悔やみ欄から手動入力
- 月次レビュー: 自社 vs 競合の比率を経営会議で報告
年次レビュー
- 年末: 1 年間の地域別・支店別・施行種別 (家族葬 / 一般葬) シェアを分析
- 翌年度の戦略立案に活用
次に進む
- 施行情報を登録する — おくやみ情報生成の元データ
- 裏で自動で動く処理を知る — Flow
CreateDeceasedの動き - 管理者: 画面のカスタマイズ — おくやみ情報レポートの追加
📅 最終更新日: 2026-06-16