業務フロー編 (葬儀社の 1 日を順に追う)
業務フロー|コールセンターでの受電と顧客特定
このページから先は 「葬儀社の 1 日」を順に追う業務フロー編 です。最初のシーンは コールセンターでの受電 。お客様からの電話を受けてから、当家を特定し、必要な情報を引き当てるまでをガイドします。
このフロー編は 9 本のシリーズです。事前相談 / 会員登録 / 施行受電 / 見積 / 請求 / 入金 / 葬儀後フォロー まで通して読むと、ブリッジ葬儀の標準的な業務サイクルがわかります。
想定するシーン
電話が鳴る。お客様: 「もしもし、◯◯ですが…」
このとき担当者がやることは順番に:
- お客様を特定 (お名前・電話番号・当家名)
- 過去の取引履歴 を確認 (事前相談・施行履歴・会員契約)
- 通話の内容を活動記録に残す
- 次のアクション (見積依頼なら見積へ、施行依頼なら施行情報作成へ)
ブリッジ葬儀では、これを 1 画面の中で完結できる設計になっています。
ステップ 1: お客様を素早く特定する
電話を受けたら、まず画面上部の 検索バー にお客様の情報を入れます。
何で検索する?
電話で最初に聞ける情報は、たいてい次のどれかです。
聞けた情報 | 検索バーに入れる |
|---|---|
お名前 (漢字) |
|
お名前 (カナ) |
|
当家名のみ |
|
電話番号の一部 |
|
会員 No |
|
ふりがな・漢字・電話番号 いずれも部分一致で検索されます。同姓同名がいる場合は、続けて生年月日や住所で絞り込みます。
検索結果から開くべきレコード
検索結果には大きく 3 種類のレコードが出ます。
ヒットしたもの | 開く順序 |
|---|---|
お客様 (Contact) | 1 人の個人。故人・喪主候補・関係者など |
家族 / 会社 (Account) | 当家全体。家族の中の全員と過去施行が見える |
施行情報 (Ceremony) | 過去の葬儀。当時の喪主・式場・担当者がわかる |
おすすめは「家族 / 会社」から開く こと。家族レコードを開くと、配下のお客様・過去施行・会員契約を 1 画面で見渡せます。
詳しくは お客様を探す を参照。
ステップ 2: 過去の取引履歴を確認
家族レコードを開いたら、関連タブ で以下を確認します。
関連リスト | 何を見るか |
|---|---|
お客様 (Contact) | このご家族の故人・喪主候補・関係者 |
施行情報 | 過去の葬儀・法要の履歴 |
会員契約 | 当家が持つ会員契約 (有効 / 失効) |
事前相談 | 過去の相談記録 |
入金 | 過去の入金状況 |
例えば、お客様が「先日の葬儀の領収書を再発行したい」とおっしゃっている場合は 施行情報 → 関連伝票 (請求伝票) → PDF 再出力 という流れになります。
ステップ 3: 該当のお客様が見つからない時
新規のお客様や、まだ登録していないお客様の場合:
既存のご家族はあるが、お客様 (個人) が未登録
→ 家族レコードを開いたまま、関連タブの 「お客様」関連リストの「新規」 からお客様を登録します。「続柄」項目は Contact にはありませんが、Ceremony 側の RelationshipDeceased__c (故人との関係) / RelationshipMourner__c (喪主様との関係) で記録します。
ご家族そのものが未登録
→ いったん通話を続けながら、画面上の 「家族 / 会社」タブから「新規」 で家族を作成。住所・電話を聞き取りながら入力します。
詳しくは 家族とお客様を登録する を参照。
ステップ 4: 通話の内容を残す
電話の内容を必ず 活動記録 (Activity) として残します。これは Salesforce の標準機能で、以下のように見える形で残ります。
- 誰が (担当者)
- いつ (日付・時刻)
- 誰と (お客様 or 家族)
- 何を話したか (件名・本文)
- 次に何をするか (フォロー予定日)
詳細は 通話の活動記録を残す を参照してください。
受電→次アクションのフロー早見表
お客様の用件 | 次に開くガイド |
|---|---|
事前相談の問い合わせ | |
会員になりたい | |
訃報 (お亡くなりになった) | |
見積もりを取りたい | |
既存見積の変更 | |
入金の連絡 | |
領収書 / 請求書の再発行 | |
法要の問い合わせ |
こんなときは
電話中に画面を開いたり閉じたりが面倒
複数のタブを ブラウザの別タブ に開いておくのがおすすめです。例えば「お客様検索結果」「家族レコード」「新規お客様作成」を別タブにしておけば、行き来が楽になります。
受電担当と施行担当が違うので引き継ぎたい
活動記録の 「フォロー担当 (任意項目)」 に担当者をセットして引き継ぎます。記録の最後に「◯◯ さんへ施行受電を引き継ぎ」とメモを残すと運用が回りやすいです。
よくかかってくるお客様のクイック検索
そのお客様の家族レコード URL をブックマーク。次回からは検索を経由せず直接開けます。
電話で聞き取った内容が膨大
活動記録の本文は長文 OK です。要点だけメモして、後で清書しても構いません。
次に進む
- 通話の活動記録を残す — 活動 (Activity) の使い方
- 事前相談を記録する — 事前相談タブから記録
- 家族とお客様を登録する — 新規受付時の登録方法
📅 最終更新日: 2026-06-16