セットアップ
ユーザー追加と権限の設定
ブリッジ葬儀を使うには、ユーザーごとに 「パッケージライセンス」 と 「権限セット」 の 2 つを割り当てる必要があります。ユーザー登録だけでは利用できません。
全体の流れ
1. Salesforce ユーザーを作成
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2. パッケージライセンスを割当
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3. 権限セットを割当 (管理者 / 担当者 / 閲覧者 のいずれか)
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4. アプリ起動 → 動作確認
ステップ 1: パッケージライセンスの割当
Setup → アプリケーション → パッケージ → インストール済みパッケージ → 「ブリッジ葬儀」 の右側 「ライセンスの管理」 をクリック → 対象ユーザーを追加します。
- パッケージライセンスは 無制限・無償 です (人数制限なし)
- ただし各ユーザーに OEM ユーザーライセンス (Salesforce Platform 相当) の割当が必要。詳しくは ライセンスモデル を参照
ステップ 2: 権限セットの割当
Setup → ユーザー → 権限セット を開き、以下 3 つから 1 つだけ を選んで対象ユーザーに割当てます。
3 つの権限セット
権限セット | できること | 想定ユーザー |
|---|---|---|
ブリッジ葬儀 - 管理者 | 全データの作成・編集・削除 | 葬儀社の管理者・経理担当 |
ブリッジ葬儀 - 担当者 | 業務データの作成・編集 (削除は不可。マスタは編集のみ、税率マスタと社員は参照のみ。日程・配置のみ削除可) | 葬儀社の業務担当者 |
ブリッジ葬儀 - 閲覧者 | 全データの参照のみ | 経営層・確認役 |
権限マトリクス (全オブジェクト)
凡例: C = 作成 / R = 参照 / U = 編集 / D = 削除 / - = 不可
業務データ (日々登録するもの)
データ | 管理者 | 担当者 | 閲覧者 |
|---|---|---|---|
施行情報 | CRUD | CRU- | -R-- |
伝票 | CRUD | CRU- | -R-- |
伝票明細 | CRUD | CRU- | -R-- |
入金 | CRUD | CRU- | -R-- |
合計請求 | CRUD | CRU- | -R-- |
事前相談 | CRUD | CRU- | -R-- |
おくやみ情報 | CRUD | CRU- | -R-- |
担当者は 削除ができません。誤って施行情報や伝票を消すと、ぶら下がる明細・入金までまとめて失われるためです。削除が必要な場合は管理者に依頼してください。
マスタデータ (最初に整備するもの)
データ | 管理者 | 担当者 | 閲覧者 |
|---|---|---|---|
商品マスタ | CRUD | -RU- | -R-- |
商品価格 | CRUD | -RU- | -R-- |
式場 | CRUD | -RU- | -R-- |
車両マスタ | CRUD | -RU- | -R-- |
発行元マスタ | CRUD | -RU- | -R-- |
価格タイプ | CRUD | -RU- | -R-- |
価格タイプパターン | CRUD | -RU- | -R-- |
備考テンプレート | CRUD | -RU- | -R-- |
社員 | CRUD | -R-- | -R-- |
税率マスタ | -RUD ★ | -R-- | -R-- |
取引先責任者 (標準) | -RU- | -R-- | -R-- |
担当者はマスタの 新規登録と削除ができません。既存レコードの修正 (価格の改定、式場の電話番号変更など) は行えます。社員と税率マスタは参照のみです。
日程・配置 (頻繁に調整するもの)
データ | 管理者 | 担当者 | 閲覧者 |
|---|---|---|---|
日程 | CRUD | CRUD | -R-- |
日程テンプレート | CRUD | CRUD | -R-- |
テンプレ明細 | CRUD | CRUD | -R-- |
日程マッピング | CRUD | CRUD | -R-- |
配置 | CRUD | CRUD | -R-- |
配役テンプレート | CRUD | CRUD | -R-- |
配役テンプレート明細 | CRUD | CRUD | -R-- |
配役担当マッピング | CRUD | CRUD | -R-- |
このグループだけ担当者も削除できます。 日程と配置は繰り上げ・担当交代などで組み替えが日常的に発生するため、担当者自身が消せる必要があるからです。テンプレートとマッピングも、保存時に既存行を作り直す仕組みのため削除権限が必要です。
その他
データ | 管理者 | 担当者 | 閲覧者 |
|---|---|---|---|
宛名ラベル印刷プリセット | CRUD | CRUD | -R-- |
ドキュメント (標準) | CRUD | CRUD | -R-- |
伝票エディタ設定 | CRUD | -R-- | -R-- |
帳票出力履歴 (v2.10.1) | -R-- | -R-- | -R-- |
宛名印刷プリセットは各担当者が自分で保存した印刷条件なので、本人が消せるようにしています。伝票エディタ設定は組織全体に効く設定のため、変更は管理者のみです (担当者の画面では設定内容が読み込まれるだけです)。
帳票出力履歴は、管理者も含めて参照のみです。履歴を消して二重発行を隠せないようにするためです。記録は PDF を出力したときにシステムが自動で行います。
税率マスタが担当者に「参照のみ」な理由 誤って税率を書き換えると伝票の税額計算に直接影響するため。v2.0.0 から制限。
★ 管理者でも新規作成 (Create) は不可 (v2.3.0+) 。 ブリッジ葬儀の伝票には税率パーセントごと専用の集計項目 (
StoredTax3/5/8/10__c) があり、新しい税率を追加しても集計に対応できないため、パッケージ側で Create 権限を全権限セットから外す ようにしました。 Salesforce 標準「システム管理者」プロファイル (Modify All Data) は技術的に追加可能ですが、運用ルールでパッケージのバージョンアップを待ってください。詳しくは マスタデータ整備: 税率マスタ を参照。
v2.9.0 での変更 担当者の 車両マスタ を作成・削除可から 参照・編集のみ に変更しました (式場・商品マスタと揃えました)。 担当者の 発行元マスタ から作成権限を外しました。 閲覧者の 配役担当マッピング が作成・編集・削除可になっていた誤りを、参照のみに修正しました。 車両を担当者が登録する運用をされていた場合は、管理者が登録するか、組織側で権限セットを追加してください。
v2.10.1 での変更
- PDF 印刷カードの歯車アイコン (PDF 設定) を、管理者 (権限セット「ブリッジ葬儀 - 管理者」またはシステム管理者) にだけ表示するようにしました。担当者が発行元や既定の発行元を変更していた場合は、管理者が行ってください。
- 新しいオブジェクト「帳票出力履歴」を追加しました (全員参照のみ)。
- 合計請求に税率別内訳の項目、入金に「件名」、伝票に「お振込先 (上書き)」を追加しました (管理者・担当者は編集可、閲覧者は参照のみ)。
Apex クラスへのアクセス
権限セットには、画面 (Lightning Web コンポーネント) が呼び出す Apex クラスへのアクセス権も含まれています。v2.9.0 より前は含まれていなかった ため、システム管理者以外のユーザーは伝票エディタや PDF 出力などの画面がエラーになりました。
「『ObituaryPdfController』という名前の Apex クラスへのアクセス権がありません」のようなエラーが出る場合は、パッケージを v2.9.0 以降へアップグレードしてください。
なお、書き込み処理はクラス側でもオブジェクト権限を検査します。上の権限マトリクスで「不可」になっている操作は、画面から実行しても権限エラーになります。
ステップ 3: アプリへのアクセス確認
ユーザーがログインし、右上の アプリランチャー から 「ブリッジ葬儀」 が見え、起動できることを確認します。
タブが見えない場合は、権限セット内のタブ表示設定が反映されていない可能性があります。再度ライセンス・権限の割当状況をチェックしてください。
補助的な権限セット (特殊用途)
名称 | 用途 |
|---|---|
SlipDetailEditorUser (伝票明細エディタ利用) | 伝票明細エディタの利用許可。現在は中身 (伝票明細エディタの Apex へのアクセス) が管理者・担当者・閲覧者の権限セットに含まれているため、割り当ては不要です |
ExcludeSlipLock | 確定済み伝票のロックを除外 (例外対応用) |
BridgeInventory | 在庫管理 (倉庫マスタ・入出庫・在庫数) の利用権 (v2.9.0・ベータ) |
カスタム権限
カスタム権限 | 用途 |
|---|---|
BridgeSettingsAdmin | [ブリッジ葬儀 設定]タブの設定メニューを操作できる。v2.9.0 の採番設定・帳票フォント・総施行高の集計範囲・在庫の照合はこの権限が必要。持たないユーザーには設定メニューが表示されず、サーバー側でも操作が拒否されます |
ExcludeSlipLock は通常運用では不要です。確定済み伝票を例外的に編集する必要が出たときだけ、一時的に当該ユーザーに付与し、編集後に外す運用を推奨します。BridgeInventory は、在庫管理を使う管理者・担当者に追加で割り当てます (在庫系のオブジェクトは管理者の権限セットにも含まれません)。
ユーザー追加時のチェックリスト
- Salesforce ユーザー作成 (プロファイル設定済)
- パッケージライセンス割当
- 権限セット割当 (管理者 / 担当者 / 閲覧者)
- (任意) 既定の発行元 (支店) を設定 — 発行元設定ガイド 参照
- ログイン確認 + アプリランチャーから「ブリッジ葬儀」起動確認
こんなときは
アプリランチャーに「ブリッジ葬儀」が出ない
→ パッケージライセンスが未割当の可能性大。Setup → インストール済みパッケージ → ブリッジ葬儀 → ライセンスの管理 で確認。
「アクセス権がありません」とエラー
→ 権限セットが未割当。Setup → ユーザー → 権限セット で割当てる。
一部のタブだけ見えない
→ ブラウザ右上の鉛筆アイコン (アプリのタブ編集) で、表示するタブを増やせます。それでも見えない場合は、権限セットのタブ表示設定を確認。
「担当者なのに税率マスタを編集したい」と言われた
→ 原則 NG (税額計算が壊れるリスク)。本当に必要なら、その作業時だけ「管理者」権限を一時付与し、作業後すぐ「担当者」に戻す運用を。
次に進む
- 発行元 (支店) を設定する — ロゴ・住所・既定支店のセットアップ
- マスタデータを整備する — 商品・価格・式場・社員のメンテ
📅 最終更新日: 2026-10-19