バージョン履歴
v2.10.1(2026-10-19)
合計請求をPDFで出せるようになり、請求書の前受金の内訳表示・領収書の出力履歴にも対応しました
v2.10.1 ・ 2026年10月19日(月) リリース
アップグレードしただけで帳票の見た目が変わることはありません。新しい表示を使う場合だけ、設定の変更が必要です。
このバージョンのポイント
- 合計請求から、複数の伝票をまとめた請求書・領収書をPDFで出せるようになりました
- 請求書・見積書に、サービス券や香典相殺などの差し引き額を1件ずつ表示できるようになりました(設定でオンにした場合のみ)
- 請求書・領収書を出力した履歴が残り、領収書を出し直すときに「前回いつ出したか」が表示されます
- 請求書の振込先を、伝票ごとに変えられるようになりました
- 合計請求の税率別の内訳がずれる不具合や、マイナス金額の表示の不具合を直しました
1. 合計請求の請求書・領収書をPDFで出せます
これまで合計請求には帳票がなく、伝票ごとに請求書を出す必要がありました。
合計請求の画面に「合計請求 PDF 印刷」のカードを追加し、まとめた帳票を出せるようにしました。
- 合算請求書 … 1枚目に合計(伝票の一覧・合計金額・税率内訳)、2枚目以降に各伝票の請求書を続けて出力します。1枚目の金額は2枚目以降の合計と必ず一致します。
- 領収書(3連・2連) … 全伝票分を合算した金額で出力します。様式は伝票の領収書と同じです。
- 出力の直前に金額を計算し直すので、伝票を直した後でも最新の金額で出力されます。
合計請求に含める伝票を選び直せます
- 合計請求の画面の「再集計」ボタンを押すと、同じ施行情報の請求伝票が一覧で出ます。含めたい伝票にチェックを付けると、合計請求の金額を計算し直します。
- あとから請求伝票を追加したときや、合計請求から外したい伝票があるときに使います。
- 他の合計請求に入っている伝票は一覧に出ません。
2. 請求書・見積書に前受金の内訳を表示できます
これまでは、差し引く金額(前受金)が何件あっても「前受金 -290,000円」の1行にまとめて表示していました。
これからは、設定に応じて次のように表示できます。
- すべて合算 … これまでと同じ1行表示です(初期設定)
- 件名ごと … 「現金 香典相殺金額 -50,000円」のように1件1行で表示します
- 入金方法ごとに合算 … 「現金」「口座振込」など入金方法ごとに1行にまとめます
使い方
- 入金の画面に「件名」欄が増えました。サービス券・既納会費・契約番号など、帳票に出したい内容を入力します。
- 伝票PDF印刷の歯車アイコン →[帳票設定]タブで、表示方法を選びます。見積・請求それぞれ別に設定できます。
- 「前受金を明細の末尾に表示」をオンにすると、明細の一番下に内訳をまとめて表示します。件名が長い場合はこちらが読みやすくなります。
補足
- 請求金額は変わりません。変わるのは表示だけです。
- 見積から請求伝票を作ると、入金の件名もそのまま引き継ぎます。
3. PDF設定の画面が変わりました
- 歯車アイコンから開く画面の名前が「発行元情報の管理」から「PDF設定」に変わり、タブで切り替える形になりました。
- 歯車アイコンは管理者にだけ表示されるようになりました。担当者の画面には表示されません。
- 請求書・見積書の見出しが線と重なっていた箇所を直しました。
4. 請求書・領収書の出力履歴が残ります
領収書の二重発行に気付けるよう、出力した記録を残すようにしました。
- 請求伝票の「関連」タブに「帳票出力履歴」が表示されます。いつ・誰が・どの帳票を・どの宛名と金額で出したかが分かります。
- 一度出力した伝票で領収書を出そうとすると、「前回いつ・誰が出したか」「これまでの回数」が表示されます。
- 出力を止めることはありません。宛名を直して出し直す場合も、そのまま出力できます。
- 履歴は一般の利用者には消せません。伝票を削除しても残ります。
- 対象は、領収書(3連/2連)、請求/控/領収(3連)、請求書、請求書(2連)です。
5. 請求書の振込先を伝票ごとに変えられます
請求伝票に「お振込先(上書き)」欄が増えました。ここに入力すると、発行元に登録している振込先の代わりに、その内容を請求書に印字します。
- 請求ごとに別の口座(仮想口座など)を案内したい場合に使います。
- 空欄なら、これまでどおり発行元の振込先を印字します。
6. 不具合の修正
- 合計請求の税率別の内訳(10%・8% の金額と消費税)が、内税の伝票を含むとずれることがあった問題を直しました。内訳に 5%・3%・税抜合計・消費税合計なども追加し、内訳を足すと合計金額と一致するようにしました。伝票を後から直したときも内訳を計算し直します。
- 値引きなどで金額がマイナスになるとき、消費税が「+-808円」と表示されていた問題を直しました。
- 伝票エディタで、マイナスの金額の端数処理が1円ずれることがあった問題を直しました。画面・保存した金額・PDF の金額がそろいます。
- 旧バージョンからデータを移すとき、商品の仕入税率に売上用の税率が入っていた問題を直しました(金額への影響はありません)。
7. 細かな改善
- 伝票エディタの「商品追加」で、税率の列を表示するようにしました。「10% (売)」「8% (仕)」のように表示されるので、同じ品名で税率違いの商品を見分けられます。
- 同じ画面で、品名だけが広く他の列が狭くて読めなかった列幅を調整しました。
- 供物一覧・葬儀日程表・法要日程表・訃報から、インボイス登録番号を外しました(金額を記載する帳票にだけ印字します)。
- 標準の日程テンプレートから「告別式」を外しました。葬儀と同じ日時に連動していたため、葬儀の日時を変えても施行情報に反映されないことがありました。
- 伝票ページの明細一覧を、No の順に並べるようにしました。
- 帳票に印字する文字が欠けないよう、確認の仕組みを強化しました。前受金の件名を印字しない設定のときは、件名の文字のために印刷が遅くなることもなくなりました。
お知らせ: 商品登録時の仕入税率
商品マスタで仕入税率を空欄のまま登録すると、税率マスタで「デフォルト」にしている仕入税率(初期設定では課対仕入10%)が入ります。売上が軽減8%の商品でも、仕入は自動では8%になりません(売上と仕入で税率が違う商品もあるための仕様です)。軽減税率の商品は、仕入税率も選んで登録してください。
管理者の方へ: アップグレード後に必要な作業
確認項目 | 内容 |
|---|---|
前受金の内訳を表示したい場合 | PDF設定の[帳票設定]タブで表示方法を変更してください。 |
葬儀の日時が施行情報に反映されない場合 | 日程の連動設定とテンプレートから「告別式」を削除してください(既存組織の設定は自動では変わりません)。 |
関連リンク
- 合算請求書を作る (BillingSummary)
- PDF 出力カードを使いこなす|発行元の切替と歯車アイコン
- 管理者向け: 日程テンプレートと種別マッピングを管理する
- 管理者向け: リリースとバージョンアップ
📅 最終更新日: 2026-10-19