業務フロー編 (葬儀社の 1 日を順に追う)
業務フロー|見積伝票から請求伝票へ変換する
葬儀が終わり、当家との金額が確定したら、見積伝票を 請求伝票 に変換し、請求書を発行します。ブリッジ葬儀は、この変換を ボタン 1 つでコピー作成 できる設計です。
変換するタイミング
タイミング | 内容 |
|---|---|
葬儀終了直後 | 当家との最終確認が終わった時点 |
見積確定後すぐ | 一部組織では確定 = 即請求 |
月末締め時 | 月締めで一括変換し、合算請求にまとめる |
組織のオペレーションに合わせて選択してください。
前提: 見積を「見積確定」にする
変換ボタンを有効化するため、見積伝票のステータスを 「見積確定」 に変更しておく必要があります。
- 見積伝票の詳細画面を開く
- ステータスバッジ (例:
見積中) をクリック - 「見積確定」 に変更 → 保存
パターン A: 1 つの見積 → 1 通の請求伝票
手順
- 確定した 見積伝票 の詳細画面を開く
- 上部の 「請求伝票を作成」ボタン をクリック (Flow:
CreateBillingDocument) - 確認画面で「実行」
- 完了画面でリンクが表示 → クリックして請求伝票を開く
自動でコピーされる項目
項目 | 状態 |
|---|---|
宛名・住所 | コピー |
施行情報 | コピー |
税表示区分 | コピー |
価格タイプ | コピー |
明細 (商品コード・品名・単価・数量・税情報・定価・割引情報) | 全行コピー |
元伝票 (見積) へのリンク | 自動セット |
担当者は ボタンを押すだけ で、見積から請求伝票が出来上がります。
パターン B: 複数の見積 → 1 通の請求書 (施行単位の合算)
1 つの葬儀に対して複数の見積を作っている場合 (例: 葬儀本体 / 料理 / 返礼品 を別見積で出した)、まとめて 1 通の請求書にできます。
手順
- 施行情報 の詳細画面を開く (見積伝票ではない)
- 上部 「請求伝票を作成 (施行情報から)」ボタン をクリック (Flow:
CreateCeremonyBillingDocument) - 紐づく見積一覧から、合算したい見積を 複数選択
- 「実行」 → 全明細を合算した 1 通の請求伝票 ができます
行番号の自動振り直し
合算後の請求伝票では、明細の行番号 (SortOrder) が 10, 20, 30, ... で自動付与されます。元の見積ごとの順序を保ったまま並びます。
ステップ 1: 変換後の請求伝票を確認
新しい請求伝票を開き、以下を確認します。
- 宛名・住所が正しいか
- 施行情報が正しい施行を指しているか
- 明細の数量・単価・割引が見積と一致するか
- 税率と税額が正しいか
- 発行元 (支店) が適切か
必要に応じて、伝票エディタで再編集します。ただし、見積と請求の 整合性 が崩れないよう注意 (お客様提示金額と請求書金額がズレるとトラブルになります)。
ステップ 2: 請求書 PDF を出力
- 請求伝票の詳細画面 → 右側 「伝票 PDF 印刷」カード
- 上部の 「発行元」プルダウン を確認 (支店ロゴと住所が PDF に印字されます)
- 「請求書 (サマリー付)」 または 「請求書 (明細のみ)」 ボタンを選択
- PDF がダウンロード (例:
請求書_山田家_20260620_INV-00012.pdf)
サマリー付 vs 明細のみ
- サマリー付 — 集計区分でまとめた要約版。「祭壇関係 ¥350,000」「料理 ¥120,000」のように 1 行に集約。お客様向け。
- 明細のみ — 全行をそのまま表示。経理 / 監査向け。
ステップ 3: 請求書の特徴 (PDF レイアウト)
請求書 PDF には以下の特徴があります。
特徴 | 内容 |
|---|---|
長形 3 号窓開き封筒対応 | 宛名・住所が窓位置に収まる |
適格請求書 (インボイス) 対応 | 登録番号と税率別内訳を印字 |
戸籍旧字体対応 |
|
発行元ロゴ埋め込み | 支店ロゴを PDF 内に印字 |
詳しくは 訃報・供物一覧・日程表を印刷する や PDF 出力カードを使いこなす を参照。
ステップ 4: 請求書の送付
- PDF を確認
- 送付方法を決める:
- 郵送 — プリント → 長形 3 号窓開き封筒に折って入れる
- メール — PDF をメール添付
- 手渡し — お客様にお渡し
- 送付後、活動記録に「請求書送付完了」と残す
ステップ 5: 入金待ち状態に
請求書を送付したら、入金が発生するまで待ち ます。その間:
- 入金期日が来るまでは何もする必要なし
- 期日が近づいたら ToDo / カレンダー で督促タスクを管理 (任意)
- 入金があったら 入金処理 を実行
元伝票 (見積) との関係
請求伝票には 「元伝票」 フィールドがあり、変換元の見積伝票へのリンクが残ります。これにより:
- 請求伝票から「どの見積が元か」をワンクリックで遡れる
- 見積伝票の関連リストにも「派生した請求伝票」が表示
- 監査時の追跡が容易
こんなときは
「請求伝票を作成」ボタンが押せない
主な原因:
- 見積のステータスが 「見積確定」になっていない → ステータス変更
- ボタンが非表示の場合は、レコードページの App Builder 設定が変わっている可能性 → 管理者へ
- 権限不足 → 権限セット (担当者以上) を確認
変換後に見積を直したい
請求伝票を作った後の見積修正は推奨されません。修正が必要な場合は:
- 既存請求伝票を削除 (or キャンセル)
- 見積を直す
- 改めて変換ボタンを押す
複数の見積を合算したかったのに 1 通ずつ変換してしまった
それぞれの請求伝票を 合算請求 (BillingSummary) にまとめることができます。詳しくは 合算請求書を作る を参照。
月末締めで複数施行を 1 通にまとめたい
→ 同じ要領で、施行ごとに請求伝票を作った後、合算請求 で月締めの集約。法人 (会社) 取引で月末締め運用がある場合に便利。
「税表示区分」を変えたい
請求伝票で 外税 / 内税 を変えると、税額・合計が再計算されます。ただし、見積と請求で表示区分が違うと顧客に混乱を与えるため、原則同じ区分にしてください。
次に進む
- 入金処理 — 請求書送付後の入金記録
- 合算請求書を作る — 複数請求を 1 通にまとめる
- 伝票のステータス管理 — 見積中 / 見積確定 / キャンセルの使い分け
📅 最終更新日: 2026-06-16